Seven's Room
車両保険クラス
損害保険の代理店をしていると
『Sevenの様なクルマって車両保険に加入できるの?』という質問をよく受けます。結論から言うと
ちゃんと加入できます。ただ普通の車と違って車両保険金額を決めるのに保険会社が使用している
車両標準価格表には載っていません。ですからその車がいくらの時価額なのかを慎重に決める必要があります。
いつ、いくらで購入して何年が経過したかを基準に決める方法もありますし、雑誌広告などで同年式の車が現在いくらで販売されているかを参考に決める方法もあります。また
Goo-netのサイトで販売価格を調べて参考にする方法もあります。このHPは保険会社の担当者もチェックしてますからここのコピーを添付して交渉するのも良いでしょう。
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自動車保険も自由化の流れが進み、保険料も各社で異なるようになっています。以前は車両クラスと賠償クラスの2つしか区分がなく、賠償クラスは排気量によって決まっていました。しかし現在は型式ごとに細かく料率が分かれます。車両・対人・対物・傷害がそれぞれ1〜9クラスに細分化されて設定されます。例えばスカイラインGT−R(型式:BNR32)の場合は車両:9、対人:6、対物:6、傷害:7となります(平成16年下半期のデータ)。従来よりもリスクに応じて細かく設定されているわけです。
ではSevenに多い型式不明車はどうなるかというと、排気量に応じて一律に決めているケースがほとんどです。例えば私が扱っている損保ジャパンや日本興亜損保の場合は次の通りに設定されています。
型式不明車の料率クラス
総排気量 | 車両 | 対人 | 対物 | 傷害 |
1.5リッター以下 | 4 | 4 | 4 | 5 |
1.5リッター超2.5リッター以下 | 5 | 5 | 5 | 5 |
2.5リッター超 | 7 | 7 | 6 | 5 |
他の保険会社では別の設定をしてるケースもありますので、担当者に確認してみましょう。同じ料率クラスでも前述の通り自由化により保険会社が違うと保険料も違います。また普通の車と違って事故の際に支払いがスムーズにいくかどうかも重要な問題になってきます。単に保険料が安いだけでなく、万一の事故の際にしっかり対応できるかどうかを基準に保険会社(代理店)を選ぶことをお奨めします。
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料率算定会が定めた以前の車両クラスも参考データとして残してあります。
こちらからどうぞ!
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