Seven's Room
2000年田沢湖・八幡平オフミ〜その2
事前の予報を覆し、10月1日は朝から好天に恵まれました。昨夜1時過ぎに布団に入った私は5時に起きて露天風呂を楽しみ、6時頃に外に車の様子を見に行きました。
この時間、既に石川さんはトレーラーからSr.4を降ろしていました。昨夜9時に就寝した石川さん。早めに起きて八幡平をドライブしてきたそうです。霧が出て心ゆくまで走れなかったのがちょっと残念だったとか・・。
石川さんは寄る年波に勝てなくなったのか(^^)、今年セブンを運ぶためのトレーラーを購入しました。大阪・島本町にある
ウエストトレーラーの製品で、国産で初めて50万円を切ったトレーラーです。石川さんはこれを足車で引っ張っての参加です。奥さんや一緒に来た鈴木さんに運転させて、また酒を飲みながら北上してきたのかもしれませんね・・。
○第2回 岩手八幡平 ノスタルジックカー フェスティバル in プータロに参加
この日はホテルの直ぐ近くにある
プータロで開催される旧車ミーティングに特別参加しました。プータロとはフィンランド語で‘木の家’という意味です。本来なら1975年以前に生産された車両が対象なので、我々のメンバーから正式に参加できるのはロータスSr.2&4とマーコスだけになるんですが、事前に主催者側と打ち合わせをして特別に芝生のスペースを確保してもらいました。
当日参加の野村さんと江藤さんがホテルに到着するのを待って、午前9時に移動を開始。早めの到着でスムーズに会場入りすることが出来ました。が・・・芝生は朝露で濡れていたため、特にSタイヤを装着したセブンはちょっとした傾斜を登ることが出来ず、みんなに押されてようやく整列させるという一幕もありました(^^)。
旧車イベントに何度も参加している石川さんは、さすがに手慣れたものでした。ロータスの傘をさし、車名・年式・仕様を記載したカード(別のイベントで使用した物)を準備してきていました。
霜山さんのマーコスは足回りも一新し、今は完調になっています。その独特のデザインから異彩を放ち、多くのお客さんから注目を集める存在となっていました。
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会場入りするときに寺島さんのバーキンが左ストップランプが点かないのに気付き、『ランプ切れてるよ〜』と指摘したところ、『沖野さんのもねぇ〜』と返ってきました(^^;;;)。そこで2台を隣同士並べた後に仲良くランプをチェックしました。が、寺島さんのは配線の接触不良だっただけで難なく解決。私のは球切れで交換となりました。でもこのブレーキランプ、外すのは簡単なんだけど装着するのが大変なんですよねぇ。かなり力を入れて押し込まないと回転しないんです。力を入れすぎると球が割れてしまうし・・。。何度やってもこれは苦労します。
よく見ると他でも何台かが車をチェックしたり修理していました。小野寺さんはライトスイッチの接点を一生懸命磨いているし、オイルをチェックして補充している人もいました。みんな何かしらトラブルというか心配事を抱えてるんですねぇ・・(^^;;;)。
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セブンを並べた場所は会場の入り口の所です。一般のお客さんが車を停めて歩いてくると、一番最初に目に飛び込んでくるのがセブンの軍団です。知らない人にはやっぱりインパクトがあるんでしょうね。ひっきりなしに人が出入りしては写真を撮りまくっていました。
特にセブンは子供達に大人気で、記念写真を撮ったり運転席に座らせてもらったりと大はしゃぎです。こうして彼らも予備軍となり、未来のセブンオーナーになっていくんでしょう(^^)。
子供といえば、石川さんの長男は写真の子供達と同じくらいの年なんですが、既に確かな目を持っています。ポルシェやフェラーリは簡単に見分けます。近いうちにケータ・バーキン・タイガー・ミツオカといった各メイクスのセブンを簡単に見分けられるようになるでしょう。末恐ろしい・・(^^)。
○集まった旧車の数々・・ (写真をクリックすると拡大できます)
なんとT型フォードが自走して参加してました。極上のT型フォードに博物館以外でお目にかかれるとは・・。今回一番目立っていた1台です。
モーガンも1台だけ参加していました。年をとったらロータスMk.6かモーガンのどちらかに乗りたいと私も思ってます。こういった車はやはり年齢を重ねないと似合わないでしょう。やはり50歳を過ぎてからですかねぇ・・。
セブンに匹敵する台数を集めたスカイライン軍団です。箱スカが中心で、ケンメリなども参加していました。やはり根強いファンを誇っています。
そういえば昔、家にも箱スカGT−R(4ドア)があって、私が車好きになったのはこの車がきっかけだったのかもしれません。
綺麗な状態のGT−Rがありました。タワーバーはNISMO製。ちゃんと設定されてるんですね。知りませんでした。
子供の頃、助手席に座った私は親父がクラッチを踏むのを見て右手でシフトレバーを操作していました。慣れると親父は何速に入れるかを言わず、自分の判断で2速・3速とシフトしていました。後部座席にはお袋と兄貴が・・。今考えると怖い事してたんですねぇ(^^;;;)。
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昼食のバーベキューをみんなでワイワイと楽しく食べた後、チェックしておいた品を求めてガレージセールへと行きました。しかしお目当てのFRPバケットシート(¥8,000)は既に売れていました。寺島さんもミニ用オーパーフェンダーを買い損ねて残念。安倍さんだけが大きなポルシェの看板をGETしていました。価格は2万円。ディーラーのみに配布されて飾ってあった品です。嬉々として見せびらかしていたその姿はただの子供でした(^^)。
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抽選会までの時間は木陰に座ってノンビリと過ごしました。ちょっと時間を持て余し気味だったので、工具箱からビニールテープを持ち出してイタズラをしました。
ヘッドライトにテーピングを施し、可愛く笑うタイガーとウィンクするゼロワン・クラシックの完成です。みんなにはなかなか好評でした。戻ってきた細谷さんは苦笑いしてましたが・・(^^)。
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イベント最後の抽選会は全員が景品を貰えるという、なんとも太っ腹な抽選会でした。参加記念の
ステッカーを持って並び、自分で引いた番号の景品を貰うというものでした。たった¥1,000の参加費で1日楽しく過ごせた、至れり尽くせりの旧車イベントでした。
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こうして2日間のオフミは無事に終了しました。多少のトラブルが車にありましたが事故も無く、楽しい時間を過ごせました。遠方から参加の皆さん、どうもお疲れさまでした。昨年までの幹事から今年は副幹事に下がった分、私も気楽に楽しむことができました(^^)。
この田沢湖・八幡平1泊ツーリングは毎年恒例の行事です。
参加した方はもちろん、このHPを見て興味を持った方もどんどん参加してくださいね。
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