Seven's Room



オルタネーター端子の対策


 セブンでよくあるトラブルに電装がいきなりダウンして全く動かなくなるという症状があります。バッテリーは充電されてるのにキーを捻ってもエンジンが掛からなかったり、ホーンもウィンカーも全く作動しないといった症状です。まるでバッテリーが繋がってないような現象になるのです。

端子をチェック!
 この症状が出た場合、真っ先に疑う箇所がオルタネータの端子です。右の写真はオルタネーターを上から撮ったものですが、黒いビニールテープで巻かれた端子が接触不良を起こしているケースが多々あります。ここが接触不良になると全ての電装系がダウンします。端子が直に繋がってるだけなので、振動により接触不良を起こす場合があるようです。個体によってはこの端子が真っ黒に焼け焦げている場合もあります。予防の意味でもこの端子をチェックし、しっかり固定しておくと良いでしょう。

 またこの端子に繋がるハーネスが短く、ピンと張った状態になってる個体も多く見られます。端子はしっかり固定されてるのにハーネスが断線してるケースもあります。対策する上ではハーネスの長さも考慮し、必要に応じてハーネス自体も長めに交換した方が良いでしょう。


 これらの対策をすると、トラブルを防止できると共にバッテリーへの充電効率も確実に向上します。冬眠させた後にエンジン始動を試みても確実に始動できるようになります。バッテリーの性能にもよると思いますが、この対策を施してからはバッテリー充電器のお世話になることが皆無となりました。出先で電装トラブルに見舞われると厄介です。ハーネスや端子を持ち歩いてるオーナーは割と少数でしょう。電装に不安を抱えているセブンはまずこの対策から始めましょう!



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