Seven's Room



2003年田沢湖・八幡平オフミ

今年も湖畔に大集合

 2003年9月27〜28日、数えて第6回目となる田沢湖・八幡平オフミが開催されました。昨年は初のお不動車が2台も出るというハプニング続きのミーティングでしたが、さて今年はどうなる事やら・・(^^)。



○八戸は晴れてたが・・・
続々と盛岡ICへ
 06:45、今年もこの時期に夏休みを取った小野寺さん(神奈川在住・実家は岩手県)と南郷村の道の駅で合流し、一般道で盛岡を目指します。昨年は途中雨に降られて幌を装着したりした関係でちょっと集合時間に遅れ気味だったので、今年は早めに出発です。ちょっと1速ギアが渋めの小野寺@ケータを気遣ってノンビリとR4を南下します。実は私のバーキンも先週エンジンが突然停止するトラブルに見舞われました。いきなり電装系が全てダウンしてしまうトラブルです。これはオルタネータの端子が接触不良を起こしてるのが原因で(セブン系の弱点です)、2年ほど前に一度発生していて応急修理したままだったので、これを機会にしっかりと修理しました。もしあのトラブルが今週起きてたら・・・盛岡にすら辿り着けなかっただろうなぁ(^^;;;)。

 集合時間の09:30より大幅に早い08:40に盛岡ICに到着するとなんと一番乗り! さすがに今年は気合いの入り方が違います(^^)。待つこと十数分、北上してきたセブンの一団が続々と集結してきました。でも何故かみんなカッパを着たり幌をしてます。どうも北上組は雨に降られたようでした。八戸からの道中はほぼ晴れてたので今年は幸先から運が良いようです(これがこのまま続くと思ったのに・・・)。集団は一路、田沢湖畔を目指します。



○田沢湖畔から八幡平へ

 続々と田沢湖畔に集合する異様な集団(^^)。今年の参加者は下記の方々です。

   ・沖野@青森   ・毛利@青森     ・新田@青森    ・相馬@青森       ・佐々木知@青森
   ・安倍@秋田   ・熊谷@秋田     ・吉田@秋田×2  ・佐々木和也@岩手  ・笹原@山形×2
   ・細谷@山形   ・片桐@山形     ・兎原@宮城    ・佐藤博信@宮城    ・松本@宮城   
   ・廣岡@宮城   ・藤原@宮城     ・米倉@宮城    ・佐藤広@宮城     ・三津谷@宮城  
   ・小原@宮城   ・高田@新潟     ・三浦@福島    ・藤家@新潟       ・石崎@新潟
   ・星野@新潟   ・佐藤隆洋@千葉  ・生川@千葉    ・安田@千葉       ・深田@千葉
   ・霜山@神奈川  ・小野寺@神奈川     (全部で34名!)

 クルマもケーターハム10台、バーキン6台の他、フレイザー(FC−4)、タイガー、ゼロワン、ゼロワンType−F、マーコス、エリーゼ、モーリスマイナー・コンバーチブル(各1台)とバラエティ豊になりました。足車ではヴィヴィオが何故か2台と健闘してました(^^)。

 今年のテーマは安全です。今シーズンは事故に遭遇するメンバーが複数いたため、普段よりも更に安全運転を心掛けるよう徹底しました。特にこの日は田沢湖ウォーキングの団体が大勢いたため、湖畔道路では細心の注意を払うよう参加者に通達を出しました。その甲斐もあって参加者はゆっくりと慎重に走ってくれたようです。


 田沢湖畔から私は千葉の佐藤君が連れてきた友人の一人、深田さんを助手席に乗せることになりました。彼女は車が好きでこのイベントを聞いて佐藤君達にくっついてきたのでした。別に私からお願いしたわけではなく、誰の助手席に乗せようか吟味した佐藤君が私を指名したのです。さすがに分かってるねぇ>佐藤君(^^)。

八幡平を走る一団  助手席の深田さんを怖がらせないようにセーブして走ります。横Gをあまりかけないようにし、急加速・急減速も抑えました。今回はブルックランズのレーシングスクリーンにしてきたため、慣れないと走行風がツライですからね。オープンカーが好きな深田さんは「気持ち良い〜」を連発してました。思ったより乗り心地が良いと言ってくれたのは嬉しかったです。考えてみれば助手席に女性を乗せるのは何年振りだろう? みんな乗ってくれないからなぁ・・(泣)。
 風の音が大きいので話すときは顔を近づけないと聞き取れません。その光景が後ろから見ていて不愉快だったんでしょう。セーブして走ってる事もありますがみんな抜いていきます。中には車体を左右に振って煽りながら抜いていくセブンも・・・あれだけの台数のセブンに抜かれたのは初めてです(^^;;;)。

 後から聞くと深田さんを私の彼女だと勘違いしてた人が多かったようです。なるほど一回り以上も年下の若い娘を連れてきたと思ったらオジサン達は気を悪くするだろうなぁ。抜かれた理由が妙に納得できました(^^)。

 途中で一つハプニングが起きました。停止したときにクイック・リリースのステアリングを外して見せたんですが、戻すときにしっかりハマってなかったようです。ホテルへ向かう交差点を曲がるときにステアリングがスポッと抜けてしまいました! コーナリング中にステアリングが外れるとかなり焦ります。スピードが出てないのですぐに止まれましたが、みなさん走行中にステアリングを外すのは止めましょう(^^;;;)。



○今年は晴れだ! 八幡平カート対決!!

みなぎる気合い!  ホテルで昼食をとった後はいよいよカート対決です。大雨での開催だった昨年と違い今年はドライ。みんな気合いが入ります。昨年最速ラップを叩き出した私も自前のレーシングスーツに身を包んで迎え撃ちます(^^)。
 30人が8チームに別れての耐久レース。我がDチームは熊谷さん・佐藤隆洋さん・佐々木知さんの4名。優勝を狙えるメンバーだけにテンションはどんどん上がります(^^)。

 まずは予選走行。各車一斉にコースインします。慣熟走行の意味合いもあるので全体にペースは遅めです。その間隙を縫うように私はペースを上げて前車を抜いていきます。若干オーバーステア気味であるもののbP6のマシンはエンジンも好調で、ますます期待が持てます。


散乱するタイヤバリア  しかしドライバー交代したところでトラブル発生。前車を避けようとした佐藤君がそのまま電光掲示板横のタイヤバリアに突っ込んでしまいました。豪快に飛び散るタイヤの山(^^;;;)。はたして佐藤君は無事か? そしてマシンは・・・?

 しばらくして何事も無かったかのように走り出すbP6のマシン。ピットに戻ってきた佐藤君もケガは無くまずは一安心です。スタートを努める佐々木君も順調にラップをこなし、期待を込めてスターティンググリッドにつきます。しかしここで不運が・・予選タイムに関係なくグリッドにつこうと取り決めていたため、なんと最後尾スタートになってしまいました。時間短縮の為の措置が裏目に出てしまった・・まぁ我々は速いからこの程度のハンデは良しとしよう(^^)。 緊張のスタートが近づきます・・。


白熱する応援  いよいよスタート。最後尾から猛追する佐々木君・・と思いきやいきなりストーップ。なんとヘアピン立ち上がりで接触した際にステアリングシャフトが折れてしまったのでした。残念・・と言うにはあまりに悔しい1/2周でのストップ。他チームの面々からの「大丈夫?」という声もなぜか顔は笑っている。勝負とはいえ、みんな冷たいなぁ・・(^^;;;)。
 出遅れで優勝は諦めたものの、ならば最速ラップを叩き出すことに目標変更。スタッフにTカーを出してもらい、再び佐々木君が出走。Tカーはモテギ用にセッティングされたスペシャルマシン。これでファステストはいただきだ・・と思ったのも束の間、再び佐々木君がスト〜ップ! 全然吹け上がらずに加速しないとのことでした。情けないぞモテギスペシャル! こうして急遽bP6を修理することになり、その間我がDチームは不本意にも他チームの応援に回ることになりました。


 残り17分というところでようやく修理完了。佐藤君・熊谷さんの順で走ります。既にダントツでビリのため電光掲示板にラップタイムは表示されず、手動で計測していきます(情けない〜)。残り6分でいよいよ私の出番。もはや1台でも多く抜くこと以外に面目を保てない私はひたすら全開でラップを重ねます。1台・2台と抜いていきますが5周目のヘアピン進入時にまたもトラブル発生! 今度はアクセルが戻らない〜。ワイヤーが伸びきって常に全開状態になってしまいました。走れなくはないのですが全開のままブレーキを踏むのはマズいので、仕方なくそのままピットイン。残り2分少々では修理も間に合わず、そのままチェッカーとなってしまいました(大泣)。

 周囲では勝利や入賞を祝う声・声・声。モータースポーツの奥深さを背中でヒシヒシ感じる瞬間でした。この悔しさをバネに来年は雪辱を果たすぞ〜。マシントラブルがなければ我がチームは勝てたはずなんだ。なにしろ予選ではトップタイムなんだから・・と言ったところで優勝チームには負け犬の遠吠えにしか聞こえないだろうなぁ(^^;;;)。



○宴会−秋の夜長は続く−

カート優勝の霜山さん・細谷さん・安倍さん・毛利さん  ホテルに戻って一風呂浴びたら宴会です。これだけの人数が集まると宴会場も満席状態。乾杯に続いて自己紹介。まぁここでいろんなネタが出るわ出るわで爆笑の渦。宴会の料理を食べる暇もないほど話は盛り上がっていきます。

 そしていよいよカートの表彰です。表彰式の進行役はリタイアした身には辛いです(^^;;;)。優勝はAチーム。霜山さん・細谷さん・安倍さん・毛利さんの4名です。毛利さんは2連覇! しかも最速ラップのダブル受賞です。おめでとう〜。それにしても一番勝たせてはいけないチームを勝たせてしまいました。カートの順位が宴会での発言権を大きく左右するのは分かっていましたが、このメンバーが吠える吠える・・。来年はもっと組み合わせを考えなければと思わせる一幕でした(^^)。


 その後カラオケルームに場所を移しての2次会。さらに部屋に戻って3次会と続きます。早朝から走ってる割りにみんな体力が続くなぁ。やっぱりテンションが高まってるからなんでしょうね。かく言う私も飲んで喋りまくり(カートのストレスが溜まってたからなぁ)、ベッドに入ったのは夜中3時を回ってました・・(^^)。



○ノスタルジックカーフェスティバル〜そして解散

 明けて9月28日、今年もノスタルジックカーフェスティバル in 八幡平にゲスト参加させてもらいました。ノンビリした雰囲気の中で開催されるこのイベントにも数えて4回目の参加になります。毎年セブン軍団のためにスペースを空けておいてくれる主催者の北田さんに感謝です。

みなさんお疲れさまでした

 楽しい時間はアッという間に過ぎ去り、昼食をとって記念撮影したら遠方より参加したメンバーから順次解散です。今年はお不動車も出ることなく(スターター不調やフェンダーステーが折れるといった微々たるトラブルはありましたが・・)、初めてタイムスケジュール通りに進行することができました。これもこの日に向けてしっかり整備してきた参加者みなさんの努力によるものです。来年以降もこの調子でお願いします(^^)。できるだけ長く続けていきたいイベントですからね。 2日間お疲れさまでした!


 今回はデジカメが不調でほとんど写真が撮れず、文章中心のページになってしまいました。写真が多く掲載されている詳しいページは細谷さんのHPに掲載されています。こちらからどうぞ!



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