Seven's Room
ミッションオイル交換
ミッションオイルは、ミッションケースの蓋を外してオイルを吸い出し、交換します。Birkinは前後の重量配分を50:50にする為エンジンを
2インチ後退させて搭載しているので、この蓋が外しにくいのです。でも小さなラチェットがあれば大丈夫です。この蓋は
10oボルト10本で固定されています。
右の写真で、中央に出っ張りがあります。これがガイドになっていてミッション側とここをしっかりと合わせないと蓋が閉まりません。逆に外すときは蓋を持ち上げてこのガイドを外さなくてはならず、スペースが狭くてちょっと面倒ですが、ゆっくりやれば何とかなります。
蓋が外れたらそこから
オイルを汲み出します。私は手動式のバキュームガンを使用しています。米国製で¥13,500もしました。ストーブに灯油を入れる石油ポンプで抜くという手もあります(^^)。 ドレンは下にありますが、ミッションガードがその上を通っているため工具がすんなりとは入りません。ロングナットを使用してドレンを外すという方法もあります。ミッションガードを路面にぶつけて後方へ曲げた人もいますが、私にはそれをする度胸がありません(^^;;;)。
ミッションオイルはBPの
『Super Gear 75w−90』を使用しています。シフトのフィーリングが良いので気に入ってるオイルです。
Birkinのミッションオイル規定量は、5速モデルで
約1.9リッターです。中途半端な量なのでいつも私は1リッター缶を2つ買ってきて全部入れてます。100cc多い程度なら問題ないでしょう。
ミッションオイルの臭いは私は苦手です。ですからこぼさないように上の写真のような補給パーツを使ってます。ホームセンターで買ってきたフロートとビニールホースを組み合わせたもので、¥300程度です。前述の通りBirkinはミッションが奥にあるため、こういったパーツを用意しておくと非常に便利です。とはいえミッションオイル交換は年1回だけなので、残る364日間はこのパーツは眠っています(^^)
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