Seven's Room



エンジンオイル&オイルフィルター交換


エンジンオイル  Sevenには実に様々なエンジンが搭載されています。オイルの選択は各エンジンとのマッチングに加え、ユーザー本人の好みも入ってきますので一概にはどれがベストとは言えません。
 私は1600ccKENTエンジンにBPの『CORSE CLASSIC』を使用しています。鉱物油をベースとしたオイルで、KENTエンジンはその基本設計から四半世紀以上も経過しているため、最新型のエンジンに比べるとピストンやメタルのクリアランスも大きいので、シール等への影響を考慮してこのオイルを使用しています。Miniのショップには置いてあります。クラシック・ライト(10w−40)を通常使用していますが、真夏の間だけはノーマル(20w−60)を使用しています。

オイルレベルゲージ
 KENTエンジンのレベルゲージはエンジン後部・写真の位置にあります。特にフロントの車高を下げた場合などにはこのレベルゲージが当てにならなくなります。通常は3.5〜4リッター程度入れるのが良いかと思います。ブレーキ時に油圧計の針がスルスルと下がる様だとちょっと足すというように、油圧計をオイル量の判断に使っています。

 オイルクーラーを装着してる場合はその経路分を余分に入れなければなりません。約5リッターのオイルを入れておけば、フルブレーキング時にも油圧低下をおこさないでしょう。


オイルフィルター  交換周期は3,000qまたは6ヶ月毎にしています。ハードな走行が続いたときはそれより早いサイクルでの交換をしています。オイルクリーナーを装着すればロングライフ化をはかれるんですが、残念ながらスペースフレームのSevenではエンジンルーム内にそれを取り付ける場所がありません。仕方なく3,000qで交換しています。

 オイルフィルターですが、KENTエンジンの場合はトヨタ純正のフィルターが流用できます。『90915−20001』という純正品番に対応したものがそのまま付きます。これだとカー用品店やホームセンターで¥1,000前後で購入できるし品切れの心配もありません。ホームセンターで売られているためにその品質を心配する声も聞かれますが、この値段ならオイル交換ごとにフィルターも交換できます。納車時からずっと使用してますが、これまで特に問題は生じていません。

 写真は実際にそのトヨタ品番に対応したフィルターです。近くのカー用品店で購入した物です。これまでに何らトラブルは生じていませんので、安心してお試しください。



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